スクラム開発では、メンバーが協力して管理職の下で働く構図ができています。 デイリースクラムを行うことによって互いの状況を正確に把握し、必要に応じて互いの仕事を補い合い、効率的にプロジェクトを進めるというのが基本的な考え方です。 デイリースクラムをすることで自分の行っている仕事も適宜整理されるため、個人レベルでの仕事の効率も高まるのはメリットとなるでしょう。 しかし、自分の仕事だけに集中すれば良いわけではなくなり、スキルの幅も広げてチーム全体のために貢献できるようにならなければなりません。 能力の高さが要求されるため、スクラム開発を導入した際には、年収が高めに設定されることはよくあります。 しかし、チームとして一丸になって開発を進めるというスタンスになるため、成功したときに誰かが特別に成功に導いたというのが明確にならないのも事実です。 そのため、プロジェクトが成功しても大幅な昇給を期待するのが難しく、年収が伸び悩む傾向にあります。 そのため、もしスクラム開発をしている現場で働いているエンジニアが年収を大幅に上げたいと考えたら管理職を目指すことになります。 プロジェクトリーダーとなることを目指してスキルアップを行っていき、抜擢されれば年収の大幅アップが期待できます。 自分自身の活躍によって飛躍的に年収を上げていきたいという場合には、このような現場では活躍と同時に管理職を目指す努力も必要なのです。